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エヴァン・ウォン

‘透明感のある美しい音色を響かせて厳密な解釈を展開し、豊かな才能を感じさせた’

                                                                                                                『月刊 ショパン』より

‘純朴かつ謙虚さの染み込んだ、極めて堅実な技術と止め処ないインスピレーション’

                                                                                                    『ラ・リーブル・ベルジーク』より

 

台湾系アメリカ人。2016年第6回仙台国際音楽コンクール第2位入賞および聴衆賞受賞、2013年Chi Mei Artist Award、2017年PACE Music Awardを受賞したほか、2017年Thaviu Issak コンクール、ニューイングランド音楽院・ノースウェスタン大学で開催されたコンクールにて第1位を獲得。

カーネギーホール(ヴァイルリサイタルホール)をはじめ、ニューヨークのマーキン・コンサート・ホール、ボストンのジョーダンホール、ジョン・ハンコックホール、シカゴのシカゴ文化センター、台湾の台中国家歌劇院、国家両庁院、衛武営国家芸術文化センター、日本の霧島国際音楽ホール、イズミティ21、日立システムズホール、韓国の大邱コンサートハウス、ベルギーのフラジェー、ドイツのハノーファー音楽大学リヒャルト・ヤコビーホール、そしてフィンランドのヘルシンキミュージックセンターにてコンサートやリサイタルが開催されるなど、北米、ヨーロッパ、アジアの各地で演奏活動を行なっているほか、最近では米国ミネソタ州ミネソタ・パブリック・ラジオ、イリノイ州シカゴのWFMT、韓国KBS,台湾国際放送、台北のVoice of Han放送局などで収録を行い、国立教育廣播電台(台湾が運営する放送局)にてBravo91.3に出演した。

また、2020年にはドイツのレーベルからソロアルバムをリリースしている。

さらに、ソリストとして仙台フィルハーモニー管弦楽団、仙台ニューフィルハーモニー管弦楽団、王立ワロニア室内管弦楽団、ワールドシビックオーケストラ、エリシオン・フィルハーモニー・オーケストラ、国立台湾交響楽団、台北世紀交響楽団、ノースウェスタン大学シンフォニーオーケストラ、ニューイングランド音楽院管弦楽団などのオーケストラと共演したほか、パスカル・ヴェロ、ジュリアン・クエルティ、ビクター・ヤンポリスキー、ダニエラ・カンディッラーリ、ポール・メイエ、新田ユリ、石川星太郎、リオ・クオクマン、莊東杰(トンチエ・ツァン)、ゲルノート・シュマールフス、ルートヴィヒ・カラスコ等の指揮者と共演。

 ヴェルビエ、ルツェルン、ラヴィニア、アスペン、ギルモア、クナイゼルホールなどの主要な音楽祭へ多数出演し、イツァーク・パールマン、ミリアム・フリード、ゲイリー・ホフマン、五嶋みどり、ミハエラ・マルティン、パメラ・フランク、フランス・ ヘルメルソン、ローレンス・レッサー、キム・カシュカシャン等の奏者およびクリーヴランド管弦楽団、タカーチ弦楽四重奏団、ジュリアード弦楽四重奏団と共演を果たした。

 マッティ・レカッリオ、ジェローム・ローエンツアール、ファ・キョン・ビュン、ボリス・スルツキー、モンェ・リュウ、アラン・チョウ、エヴァ・クピーク、ロルフ=ピーター・ヴィレの各氏に師事。ニューイングランド音楽院を卒業したのち、ジュリアード音楽院、ハノーファー音楽演劇大学、ノースウェスタン大学を卒業し、2020年に音楽博士号(D.M.A)を取得。

中国のハルビン音楽学院にて特別教授として教鞭を執り、台湾の台北市立大学と輔仁大学で教授を務めた後、現在は国立台北藝術大学にて助教授として在籍している。

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